ケンジツ

育児や読書の内容などを気ままに書くブログ。最近は仮想通貨にハマっていて、調べたことを記事にしています。

学校教育はマイナスの常識で子供を洗脳しそう

子供の教育について考えていると、小学校はむしろ行かないほうが良いのでないかと思えてくる。

 

画一的な教育はすでにマイナスの影響のほうが大きい気がしている。横並びの意識が強烈に植え付けられる。

あと、ものすごく興味を持ったことが出てきたときに、その1つを突き詰めることができない。

いまの時代、ネットでいくらでも追加の知識にアクセスできるので、あっという間に先生よりも詳しくなってしまう。そうなったときにそのことを認めてリードしてくれる先生でないと、子供の興味を削がれてしまうかもしれない。

教員でも別に1つの分野の知識は大したことないのは明らかだ。

これは教科の区切りとかではなく、もっと細かく区切った狭い範囲の知識の話だ。プログラミングやマーケティングなど、そもそもどの教科にも分類できないものもたくさんある。

仮に学校の勉強に近いものに子供が興味を持ったとしても、子供が選んだものと、その教員が情熱をもって研究していたテーマが同じなんてことはほぼ起こらない。

 

あと、授業についても集まった生徒全員で同じペースで進むとかありえない。

ある生徒によっては簡単すぎる内容が、ほかの生徒には難しかったときに、基本的に遅い方に合わせてしまうのがいまの学校教育だ。

本来であれば、早く理解した子はどんどん先に進めるようにすべきだ。予備校の東進みたいに、録画した授業を理解度にあわせて自分のペースで見て、わからなくなったところだけを先生に質問するみたいな授業でよい。

そのほうが教え方の上手い先生の授業を大勢の生徒が受けられる。

 

自分は公立の普通の小学校に受験することなく入ったが、勉強などしなくてもほとんどテストは満点だった。別に家で勉強していたわけでもなくそうだったので、なぜほかの人が低い点をとっているのかよくわからなかった。

ただ単に井の中の蛙だっただけだ。もし優秀な子たちが集まっている私立の小学校に行っていたら、多分下のほうから数えたほうが早い成績だっただろう。

さらに言えば、世界を見れば十代前半で大学に通っている人たちもたくさんいる。

もし私立の小学校に入っていれば、もう少し先にいろいろ教えてもらえていたし、テストが常に満点なんてことはなく、もっと勉強に興味を持っていたかもしれない。

 

年齢で上限が決まってるのもどうにかしたほうがよい。一番頭の良い小学生と一番頭の悪い大学生なら、比較にならないレベルで小学生のほうが優れているわけで、年齢低くても先に大学卒業まで行けるようにしたらよいと思う。

ただ、それくらい勉強できる人は大学行かないほうがよい。貴重な頭脳がもったいない。

 

あとは、教える側が間違った常識に染まってしまっているので、それが移ってしまうのがこわい。

よい大学に入り、大きな会社に入るみたいな夢のない間違った将来像を持ってしまったら大変だ。ある意味間違った進路を常識として刷り込まれてしまう。大学受験に至るプロセスは洗脳だ。おかしな習慣なのに、それがあまりにも当たり前になっていて、親も同じ考えに染まっている場合、子供は疑問を持てないまま受験までいってしまう。

 

記憶力だけを競ってひたすら受験のための暗記をするくらいなら、その時間で何か実践したほうがよい。良い大学に入る価値はどんどん下がっていく。

終身雇用もありえないし、大企業に入るメリットもない。

終身雇用でなくなった大企業は、その企業内でしか使えないスキルばかりになってしまう可能性があり、むしろ手に職がつかないから避けたほうが良いくらいだ。企業の履歴だけ活かして実力関係なくほかの企業を渡り歩いて最後まで行ければよいが、いまの子供が大人になるころには本当の力で評価されるようになっている。

 

 

 

インプットが過剰で、アウトプットがほぼないのが日本の教育なので、何かしら外に目を向けてアウトプットする機会をつくってあげたい。

ある職業に興味を持ったら、その業界で働く人に声をかけて見学させてもらうなどだ。

 

あと、自分でなんらかの社会で使ってもらえるようなものを作り、世の中に貢献するのでもよい。商売を若いうちからするには十分すぎるほどネットの環境が整っている。

興味を活かして研究した内容を専門の雑誌やWebサイトで執筆して原稿料もらう、何かモノを作って販売してみる、仕事を受託して制作物を納品するなど、とにかく何でも良い。

商売でなくてもよいので、自分の興味関心を持った分野で世の中とつながるような活動をして、アウトプットを通じてさらに自分を高めてほしい。

小・中学生でもそのジャンルの専門家よりも詳しくなれるかもしれないのが面白い。

 

何に興味を持つのかはわからないので、ある程度親がさまざまな選択肢を教えてあげないといけない。生きるのに必要なスキルだけでなく、広く経験させてあげることを意識したい。

 

学校行かないほうがよいと思う理由を並べてみたが、同年代の友達と遊ぶ機会だけは与えてあげたいので、もし本当に学校に行かないなら、何か用意してあげないといけない。

 

 

本人が学校を希望しなければ別に1人で何かほかのことに打ち込むのでもよいと思う。

何かしてみたいことを見つけて、それを達成するために勉強が必要となれば勝手にやるだろう。

 

ただ、子供が自主的に学ぶに任せるのではなく、子供の想像が及ばない範囲まで導いてあげて、より広い世界を見せてあげるようにしたい。

文字や動画などの膨大なインターネット上のリソースを参照できるとはいえ、どんな分野でも直接目で見る機会もあったほうがよいためだ。