ケンジツ

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【書評】0歳からみるみる賢くなる55の心得 子どもの躾と教育の参考になる本

子育ては何が正解かはわからないので、できるだけいろいろな意見を目にして、自分で取捨選択して取り入れていきたいと思っています。

先日はいまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる 最高の子育てベスト55という本を読んで、結構納得できて参考になる部分もあったので、次の本として「0歳からみるみる賢くなる55の心得」という以下の本を読んでみました。

 

0歳からみるみる賢くなる55の心得――脳と心をはぐくむ日本式伝統育児法

0歳からみるみる賢くなる55の心得――脳と心をはぐくむ日本式伝統育児法

 

55が共通していて、不思議です。何か意味のある数字なんですかね?

以下レビューというか、参考になった部分と感想です。引用っぽくなってる箇所でもだいぶ要約していることがあります。

 

 

著者の久保田カヨ子さん自身が子育てを何人もして、子どもを良い大学に入れてるそうです。また、旦那さんが京都大学の脳科学の教授だそうで、子どもの教育に脳科学の要素を取り入れたメソッドを提供する会社をつくっており、本もその内容がまとまっているそうです。

いろいろと意見は書いてあるのですが、基本的に理由が書いてないですし、科学的根拠が書かれていないですので、久保田さんの体験が元になっているものとして読みました。

 

6ヶ月で卒乳させる

けっこう早いように感じますが、離乳食が始まったら、もう卒乳させたほうがよい。

 

無理に9時前に寝かせない。

10時くらいに寝れば、そんなに無理して早く寝かしつけようとしなくてよい。

昔は早寝をよくしていて、修学旅行などで夜更かしすると異常に体調が悪くなり、頭も働かなくなっていたので、子どもにも早寝をさせたいです。

「だっこ」よりも「おんぶ」がいい

赤ちゃんが同じ向きになって、手の動きを真似できるからだっこよりもおんぶがいいとのことです。同じ向きになれるだっこ紐使ったほうがいいのではないかと思いましたがどうなんでしょうか。

 

歯固めのおもちゃの代わりにスルメやリンゴ

実際に食べられるもので歯固めするという説明があります。

たしかにそのほうが良いような気がしますが、誤飲防止のために一緒にいて、ずっと見てあげられる場合のみですね。

 

「やってはいけない」と言ってはいけない 

子どもに自由になんでもやらせてあげる。たとえば紙を破る楽しさを見つけた子どもには、新聞紙など破いてもいい紙を与えて破らせる。

壁に絵を書かれそうになったら、やめさせるのではなく、模造紙を壁にはるなどして書かせる。

これはまさにそのとおりだと思うので、できるだけ自由にやらせてあげたいと思います。

大人からすると、ただ散らかしているだけのように見えることでも、子どもからすると何かのめり込む要素があるかもしれないので、そうしたものに気がついてあげたいです。 

子どもに運動神経をひけらかす。自分が運動している姿を子どもに見せてあげて、どうカラダを動かすのかを教えてあげる。

目の前で運動する機会は普通にしているとあまりないので、公園にいったときには、普通と違う姿を見せてあげることを意識したいです。

 

親以外から個人教育を受ける機会を与える

家族以外に何かを教わる機会はできるだけ早く与えようと思います。

それがどんな習い事だったとしても、継続して誰かに教わりつづけて、上達していく経験をするのは大切ですね。

いくら神童と言われようと、親のほうに正しく評価できるだけの器量と知識がなければ、わが子の新しい成長の芽生えを育てることはできない。

これはたしかにそのとおりだし、子どもの可能性の芽を無意識のうちに摘んでしまうことのないように、視野を広く持つようにしたいです。

年上の子どもとトランプやカルタなどをやらせて、負けてくやしい経験をさせる。 

 年上にできてなぜ自分で出来ないのかという思考を持たせるのが大切だそうです。若いからできないという考えにさせず、努力すれば自分にもできるようになるという発想を持たせるようにします。

お年玉は使わせて、無駄な買い物をしたという経験をさせる

日本は、小さいころからお金を必要以上に遠ざけようとする親が多い気がします。

なんでも自分で買わせる経験を早いうちにさせたほうが、将来変な買い物を避けることができそうです。

感想

いまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる 最高の子育てベスト55は大学の研究などのデータが頻繁に引用されていましたが、こちらは研究などの根拠がほぼないので、納得感がない箇所もちょくちょくありました。

ただ、躾については、こちらの本のほうが実践的でした。参考になる箇所も多々あったので、部分的に育児に取り入れていこうと思います。

娘が賢く育ってほしいという思いがあるので、この手の本をこれからも読むことになりそうです。