ケンジツ

育児や読書の内容などを気ままに書くブログ。最近は仮想通貨にハマっていて、調べたことを記事にしています。

2018年に読んだ本ランキング

2018年はだいたい50冊ほどを読んだ。

読んだ本でよかったものをランキング形式で紹介。

 

1.破天荒フェニックス

OWNDAYSというメガネ屋の再生物語。とにかく波乱万丈の熱いストーリーで、時間を忘れて読み切った。

事実は小説よりも奇なりを体現している本で、いままで読んだどんな経済小説よりも感情移入した。読んでいる途中何箇所も泣いた。

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2.ホモ・デウス

ホモ・デウスは最高にワクワクする未来予測の本だった。

銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎という本が大好きなのだけど、それに近い感じ。 

歴史をすごく大きなスケールで俯瞰して、科学技術だけでなく、哲学や宗教に至るまで要素として考えつつ、いままでの流れを総括し、今後どうなるかを予測している。

いまの社会の捉え方を見直せるだけでも読んだ価値があった。世界史のみかたが変わった。

今後の予測という観点でもデータが人間を変えていくかをまとめていて、あまりにも大きな変化を大胆に予測している。必読。

 

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3.人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

自己啓発本の中では目立って良い本だった。

1つの要素が秀でている人は、ほかのこともすごく見えてしまうハロー効果というものがあるが、それについて解説している。

さらに、そのハロー効果を発生させる要素は本当の実力があるものでなくても良い。厳密にいうと、相手に実力があると勘違いさせることで、効果を発揮する。

勘違いさせてでもうまくチャンスを掴み、それをきっかけにしてより上の体験を詰める環境に身を置いて経験を積むことで、本当の実力も上がる。

実力で勝負とか言ってる人たちはこの本に書いてあるテクニックを意識して使っている人に負けてしまうだろう。

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

 

4.ティール組織―マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

組織と個人の関係性の変化は、ここ2-3年で大きく進んでいると考えている。

たとえば2018年には副業が盛んになってきているし、転職がさらに盛んになってきた。

これから法人と個人のあり方がさらに変わってきて、いまの一般的な法人はほとんどが維持できないだろう。

個人が強くなり、信頼がインターネット上で可視化された社会では、別に法人にしなくても個人の繋がりで大きな仕事ができるようになる。

このような流れの1つとして組織がどう変わっていくべきかの参考になるのがこの本「ティール組織」だ。おおまかにいうと、管理から、メンバーの自発的な動きに任せることで結果として組織がより強くなるという話だ。

 

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

 

 

 

5.新しい時代のお金の教科書

仮想通貨やブロックチェーンで経済や通貨がどう変化するかを調べるのが、2018年特にハマったことだった。

インターネットでさまざまなブログやサイトを読むのはもちろん、ビットコインやブロックチェーンや貨幣の歴史などについての本をたくさん読んだ。

そんな中ですごく良かった本が、「新しい時代のお金の教科書」だ。

お金がどう変化してきて、今後どう変わるのかが、非常にわかりやすく説明されている。貨幣の歴史も含めてわかるのがよかった。

 

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