ケンジツ

育児や読書の内容などを気ままに書くブログ。最近は仮想通貨にハマっていて、調べたことを記事にしています。

Zaifでビットコインのショート(空売り)を試したがストップ(損切り)が機能せず大損

ビットコインが上がり調子ですごい勢いで伸びてる。

一気に伸びすぎなので、少し調整が入るんじゃないかと思い、はじめて仮想通貨でショートしてみた。

取引所のZaifを利用した。

 

ショートとは、手元にビットコインがなくてもビットコインを借りて売ることができる仕組みのこと。

通常購入したあとに値上がりしたときに利益がでるが、ショートでは下がっている局面で利益を出せる。

 たとえば、先に780,000円で1BTCを借りて売り、それが750,000円に下がったときに買い戻しをして返済すれば、差額の30,000円が利益になる。

ショートのことを「信用売り」、「空売り」ともいう。

レバレッジは最大7.77倍までかけられるが、非常にリスクは高い。レバレッジは手持ちのお金以上に取引することができる仕組み。7.77倍なら、10万円で77万円分の売り買いができる。

これは価格の推移によっては一気に資産がゼロになる可能性がある方法で、強制的に決済される。

Zaifでのショート(信用売り)の方法

まず、注文画面の右上にある「信用売り」のタブをクリック

次に、売りたい価格、量を入力して、

任意で「リミット買い」、「ストップ」を入力。

「リミット買い」には、信用売りしたあとに、どこまで下がったら買い戻しをしたいのか金額を入力。

「ストップ」には、どこまで上がったら損切りをするかを設定する。

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ストップが効かなくて大損 

サーバーの問題なのか、システムの問題なのかわからないが、ストップがきかないことがあるみたい。

自分もストップがきかないせいで、完全に投下した金額をすべて失って爆死した。

リスクを限定して取引していたつもりが、実は限定されていなかったという悲しい状況。

どう見ても損切りに設定した価格でしばらくもみ合ってたのに、決済されなかった。理由がわからない。

 

これ少額で試してなかったら相当資産がへこんでた。

これでたぶん死人も出てるんじゃないか。ほかにも似たような体験をした人がけっこういるみたい。

板が時間差で見えていて実はスカスカになっているのが原因なのか、それともサーバーが落ちて時間差で一気に約定するから発生するのかはよくわからない。

今回自分が体験したケースは、板の状況を見た感じだと、しばらく損切のラインで上下してたので、前者ではないはず。

どうせ運営による補償などはないだろうから、短期トレードではもうZaifは使わないようにする。機能が動作していないことや、サーバーダウンも含めて自己責任というのはちょっとつらい。

 

逆にチャンスでもあるかも

現物を握っている人にとっては、ショートの損切りのための買いが一気に大量に決済されたことで、価格がものすごい勢いで一瞬上がることがあるから、指値で通常ならありえないくらいの高値を入れておけば高値で売り抜けることができるタイミングがある。

実際今日も自分のショートの損切りは90万円台で決済されていた。つまり、自分が大損しているタイミングで誰かが一気に利益をだしているということ。

 

以下のニシノカズさんのブログ記事でこの現象が詳しく説明されている。

www.nishinokazu.com

長期保有であればZaifの利用もあり

今回はストップが機能していないために大きな損をしたので、もう短期トレードで使うことはないが、現物をただ中長期で買うだけならZaifはけっこういい。

なぜかというと手数料やスプレッドがほかとくらべて安いからだ。

 

というわけで、自分は今後ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、モナコイン、XEMなどの中長期の投資対象を買うときに、たまにZaifを使う程度になりそう。