最近人生ではじめて日記のようなものをつけている。
前田裕二さんのメモの魔力という本に影響されて、何か書くようにしたいと思って始めた。
影響されやすいわりに、本に書いてあったメモの方法はまったく参考にしていない。
毎日したことなどをただ箇条書きにして、その出来事に関連することを周辺にメモしていく。
なぜそれをしたのか、そのときにどんな感情だったのか、良かった悪かった点、次はどうするかなどをまとめたものだ。
日記をつけはじめてから自分の行動の軸、やることをどう決めているかを振り返れる。
すごく集中してはかどったところや、弱いところに気がつくことができた。
誰にも見せない前提だから、感情もそのまま書き出す。
あとで見返してみると、感情の起伏と、自分のダメさが露呈するタイミングがわかる。
誰にもあたれないストレスを日記に書くことで客観視できるのがよい。自己分析にもなるし、書き出すことでなんだかスッキリする。
行動と感情を分析すると、生き方を見直すことにもつながる。
書き始める前よりも少しだけ客観的に自分を見られるようになった。
自然と意識が変わってきて、時間の使い方も変わった。
どれくらいやると決めたことを忘れているかも明らかになる。意志の力は継続しない。忘れて自然消滅しているアイデアのいかに多いことか。
メモしたことで、やろうと思ったのに何もできていないことがはじめて気がつくことができる。
あとで日記を読み直すことで、埋もれていたアイデアを救出できるのがよい。たぶんメモしていなければ消滅していたアイデアで行動が変わる。
超集中ハックという本を参考にして、毎日の振り返りだけではなくて、週ごとの振り返りもすることにした。
振り返りとつぎの期間に何をやるかをKPTで書き出すのはシンプルながら本当に良い。
Keepは継続すること
Problemは問題点
Tryはつぎの期間で挑戦すること
を書く。
書くことで時間の配分を意識するようになった。
ドラッカーもプロフェッショナルの条件で書いていたが、プロフェッショナルたるもの、自分の時間の使い方を把握していなければいけない。配分がわかっていなければ割り振りの仕方を改善できるはずがない。
こうやってブログに書き出してみると当たり前のことなのに、何十年もできてなかったので、本当にもったいないことをしていた。
過去は変えられないので、とりあえずこれからやりきるだけで、生活の質が大きく上がりそうな振り返りの習慣を定着させていく。
書くのにはモレスキンの良いものを使っている。
よい文房具を買うと、投資した気分になって継続率があがる。毎日のテンションが少し上がってるので買った価値があった。
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メモと日記の両方にこのモレスキンのダイアリーを使っていたが、1日1ページなので、打ち合わせのときなどに同じ日にほかに書いたことが相手に見えてしまうので、あきらめてほかのメモ用のものを買った。