NEM(XEM)がコインチェックの価格で40円をきってしまった。
ほかの取引所ではもう少し高値をつけてはいるが、それでも暴落にはかわりない。
コインチェックのハッキングで盗まれたNEMにマーキングをして、犯人を追跡しようという試みがされていたようだが、残念ながら換金され続けているようだ。
匿名系の通貨に変えたり、ダークウェブで10-15%引きで買わせるといった方法で、ハッキングの犯人にはたどり着けないだろう。
もし逮捕できたとしても、すでに盗まれたNEMは足がつかないさまざまな資産の逃避先に分散されていて、もう回収するのは無理だと思われる。
結果としてコインチェック事件は580億円分のものすごい売り圧力になった。
コインチェックは自社の顧客はもちろん、すべてのNEMのホルダーに悪影響を及ぼしてしまった。
自分はだいぶ前にハーベストのためにZaifで多めに購入して、別のウォレットに移しておいて今までずっと保有してきた。
コインチェックという1つの取引所のセキュリティに問題があっただけで、NEM自体が悪いわけではない。
それでもたった1つの取引所のミスでここまで下げてしまった。
次に大きな事件があったときにはその対象となってしまったアルトコインは手放したほうがよさそうだ。
コインチェックがアルトコインの売買や入出金を再開したとしても、保証されたり返金されたりするのはあくまでも実際に預けていた人だけで、暴落の影響を受けたNEM保有者(NEMberというらしい)は含まれない。
今回はまだNEMを仕込んだタイミングが40円よりもかなり下だったから静観していられるが、そうでなかったらかなり不安になっていた。
NEMの将来性は信じているし、これから普及していくと思っているが、買値を大幅に下回っていたら狼狽売りしてたかも。