ゴールデンウィークに庭で家庭菜園をはじめてみた。子供が好きな野菜の苗と、妻の希望したハーブをホームセンターで買ってきた。
赤いミニトマトと黄色いミニトマト
エダマメ
ミント
ラベンダー
バジル
写真を撮影したあとトマトとエダマメには支柱を立てた。
プランターとか土とか肥料とかも買ってきて、総額8000円を超えてしまった。
完全に野菜をスーパーで買うよりも割高だが、数年間楽しめるものもあると考えるとコストパフォーマンスは良い。
なによりも娘が水やりしたり収穫したりするのがよい経験になる。
毎日のように食べている野菜がどうやってできるのかを知れる。公園でことあるごとに雑草の名前とかを伝えているので、植物という概念はあると思うけど、収穫して食べたのはいちご狩りなど果物狩りのときだけだった。
野菜を育つ過程を見せてあげることで何かよい刺激になると期待している。
上手くいったらほかの野菜も含めて試してみる。
とにかく新しい体験をたくさんさせてあげたい。絵本や座学やスポーツや音楽などの習い事も良いけど、農業、漁業、製造業みたいな世の中の根本を理解する助けになるような場を与えていきたい。田植え、キャンプ、釣りみたいな原始的なやつ。
自分が動くことで新しいことを知り体験することは最高の娯楽だ。
まったく畑違いの職業の人から仕事の体験を聞くのは楽しいし、自分しか気がついていないのではないかというやり方や法則に気がついたときはゾクゾクする。
こんな感じの楽しさを子供に知ってもらいたいので、世の中の仕組みに興味を持ってもらいたい。
いきなり仕事や経済や政治の話とかではなくて、自然科学のほうも意識して伝えるようにしたい。
インターネットという学習の高速道路がある以上、興味を持ったことはテキスト、画像、動画などの見るだけのものならいくらでも追加で調べられる。いくらでもは言い過ぎで、その道の平均的な専門家と肩を並べるくらいで、最先端のものは出てないことのほうがはるかに多いか。
書籍もたいていの分野で大量にある。娘が何かに興味を持って本を欲しがり、それをきちんと読んでいるなら自分の食費を削ってでもいくらでも買い与える。幸いなことにAmazonという便利なツールがあるから、日本語や英語の本ならすぐ買える。
このように今は環境がすごく整っているから、なんでも情熱を持って継続できるならプロレベルにすぐ到達できる。
自分も子供のころに世界中で遊ばれているカードゲームにのめり込んでいて、当時日本語でインターネットにあまり情報がなかったものだから、たいして英語も読めやしなかったのに英語のサイトを探してなんとか読んでいた。
いまはどんなジャンルでも日本語の情報がかなり多くあるが、本当に何かにのめり込めば、それが日本限定のものでなければ、必ず英語や中国語で調べなくてはいけないことに行き当たるはずだ。
さらにいくとその道のプロにきき、最後には自分で試さないとわからないところに到達するだろう。
そうなったときに、インターネットや本で答えを探す以上の体験を子供のころにどれだけしてきたかで、進め方や考え方が変わるはずだ。