ビットコインのハードフォークが何でもありな状態になってる。次から次へと似たようなアルトコインが誕生していて、しかもなぜかビットコインの値段が下がることなくハードフォーク後のコインにもそこそこの値段がついている。
フォーク後のコインの値段が上がっていくのか、それともすぐ廃れてダメになるかはしばらく待ってみないと誰にもわからない。ビットコインキャッシュ(BCH)のように、大きく値段を下げていき、しばらく期間を置いて価格を戻して高値を更新している事例もある。
まだハードフォークした事例が少ないので、今後の分裂したコインがどうなるかは推測しづらいが、おそらくほとんどがあまり注目されずに忘れられていくのではないか。なぜかというと、あまりも乱発されすぎているからだ。
ビットコインキャッシュ(BCH)、ビットコインゴールド(BTG)、ビットコインダイヤモンド(BCD)など、もうなんでもありというか、たくさん出すぎ。
しかもビットコインゴールドに関しては付与されたタイミングでまだリプレイプロテクションが実装されていなくて送金すらできないお粗末さだ。はっきり言ってScamだ。ただ、値段がついて売買されている以上はもらえるならありがたくもらって、さっさと売り払ったほうがよい。
ビットコインキャッシュみたいに上がっていく可能性もゼロではないが、今後ほとんどのコインはフォーク後に短期ではそこそこ上げて、そのあと下落してもう戻ってこないのではないかと推測する。
今後のフォーク予定
直近だけでも以下のようなハードフォークが予定されている。分裂というか、別にユーザーやマイナー間の話し合いで合意に至っているわけではなく、勝手にやってるだけなので分派といったほうが良いかもしれない。
Bitcoin Platinum(ビットコインプラチナム)12月1日予定
Bitcoin Silver(ビットコインシルバー)12月予定
Super Bitcoin(スーパービットコイン)498888ブロック(12月17日前後)
Bitcoin Uranium(ビットコインウラン)12月31日予定
以下はビットコインキャッシュ(BCH)から分裂?
Bitcoin Cash Plus(ビットコインキャッシュプラス)2018年1月予定
もはやなんでもあり、普通分裂したり分派したりすれば、価値が分散するものだと思うが、ビットコインに関してはなぜか別れても合計の総額がただ上がるだけ。もらったもの勝ちな状態だ。
すぐ新規コインが付与される取引所はどこなのか?
ハードフォークしてから、取引所によって対応するスピードにすごく差がある。1週間以上の差があるのが当たり前だ。
遅い取引所にビットコインを保管していると、価格が高騰して、下落してという一連の流れを指をくわえてただ見ているしかない。
すでにビットコインダイヤモンドが付与されていて、今後もハードフォーク後に比較的すぐに配布してくれそうなのは、Yobit(ヨービット)とBinance(バイナンス)がある。
個人的にはBinance(バイナンス)のほうが使いやすいし、日本にもオフィスを構えたばかりということで安心感がある。
この2つの取引所のいずれかにただ、登録して、ビットコインを移しておくだけでハードフォーク後のコインがもらえる。少し経つと取引も開始されるので、すぐに売り抜けることができる。
なぜかビットコインの10%くらいの価値がタダで付与されるようなものなので、乗らない手はない。
ビットコインダイヤモンド(BCD)の例を見ると、開発チームは匿名だわ、ソースコードは公開されていないわで怪しすぎる。なぜこんなに価格がついているのかよくわからない。
今後も新しいアルトコインが誕生してタダでもらえるのはありがたいが、基本的になるべく早く売却してビットコインに変える予定だ。売るタイミングを早めにできないと機会損失がすごいので、対応が遅いほかの日本の取引所は論外だと思う。そもそもコインによって配布されないというリスクがある。預けている取引所が対応しないという意味だ。
自分のウォレットに入れるか、Yobit(ヨービット)やBinance(バイナンス)のような積極的にスピード感を持って配布してくれる取引所に預け入れておいたほうがよい。