世界最大の取引所になったバイナンスでは、月1回ユーザーコミュニティの投票で上場させるコインを決めている。
ちょうど5回目の投票が12月31日から1月5日まで開催されている。
以下のように毎月ブログでアナウンスがある。
The Fifth Session of “Community Coin per Month” – Binance
今回は17銘柄がリストになっている。
投票の進捗は以下のページで見られる。
https://www.binance.com/vote.html
期日までにユーザーが各自勝手に投票して、1位になった銘柄がバイナンスに上場できるという仕組み。それぞれのユーザーが1回各銘柄に投票できる。1つだけを投票するわけではなくて、複数に投票することもできる。ただし、1銘柄につき1回しか票を入れられない。
また、投票するときに0.1BNBが必要になる。現在のレートで約100円ほどだ。冷やかしやスパムを防止するために一応有料にしているのだろう。
各銘柄につき1人1回までしか投票できないので、どんなにお金を積んでも特定の銘柄を勝たせることはできない。ただ、アカウントを大量に作って投票する悪意を持ったユーザーがいたときに対策しているのかは不明だ。
今回の投票についてはこの記事を執筆している1月1日時点で、 RaiBlocks (XRB)が52.9%とダントツのスコアになっている。次点が日本人の間で多少話題になっているExperience Points (XP)で29.8%だ。
投票が開始された直後はXPのほうが1位だったので、XRBが逆転した形だ。つまり、まだほかの銘柄がこれから逆転する可能性はあるだろう。ただ、この2銘柄のどちらかが勝つ可能性がかなり高くなっている。
ここからこんな投資法を考えてみた。参考までに。
1.バイナンスの新着ニュースを常にチェックする。
2.“Community Coin per Month”の企画が公式のニュースとして出たら、すぐに全銘柄をチェック
3.それぞれの銘柄を取り扱っている取引所のアカウントを調べて、すべてアカウントを開設しておく。草コインだとマイナーな取引所でしか扱われていないこともある。
バイナンス以外で草コインを扱っていることで有名な取引所といえば、KuCoin、hitbtc、Yobitあたりがある。BittrexやPoloniexあたりも比較的有名なコインであれば取り扱いがある。
4.投票が開始される日時まで待機。開始直後にパソコンをチェックできるようにしておく。
5.投票が開始したタイミングで初速をチェックし、票の多いものに投資する。
この流れでバイナンスのリストに加えられそうな上位候補2つか3つに投資すれば、ほぼ収支はプラスになるだろう。
1位のコインだけを早めに購入できればそれに越したことはない。ただ、今回の投票のように初速ではXPのほうが調子がよかったのに、あとからXRBに抜かれるといったことが起こりうるので、初期の段階で1位になるものを確定させることが難しい。何日も経過して結果がほぼ見えたころに投資しても、すでにそのアルトコインには投資が集まってしまって値上がりした後だろう。
仮にリストに加えられない2位や3位のコインに投資していたとしても、それは次回以降の投票で1位になるかもしれないし、投票がそれなりにあるということは、投資家やユーザーのコミュニティが成長しつつあり盛り上がっているということなので今後の成長に期待できる。
というわけで次回からこの投資方法を少額を使って試してみるつもり。
投資結果が出たらまたブログで共有する。
もし同じことをする人、もしくはすでにした人がいれば結果を教えてほしい。
バイナンス公式サイト https://www.binance.com/