ケンジツ

育児や読書の内容などを気ままに書くブログ。最近は仮想通貨にハマっていて、調べたことを記事にしています。

やったことない人の批判は参考にならないのに、もっともらしく聞こえるから気をつけるよう子供に伝えたい

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定期的にこういった普通の新卒採用のルートには乗らないということを表明するエントリがホッテントリに入ってますね。

だいたいコメントで普通に就職している人たちに叩かれています。

www.airdays.net

 

私も普通に新卒一括採用で就職して働き始めたタイプではないので、似たような立場なのですが、叩いてくる人や、心配な風を装って自分の立ち位置の安全さを強調してくる人はたくさんいます。親や親戚ですら批判してくることがあるでしょう。

これは以下の記事でも説明しました。常識の範囲で良いと考えているものを子供とか友達とかに諭そうとするのって、宗教と似ていると思うんですよね。

こちらのほうが良いのにどうしてそうしないの?みたいな感じで信じ切っているからこそ、それを当たり前のように強く推薦してきます。

周囲の人の大部分が似たような意見を言ってくるので、もっともらしく聞こえてきて、なんとなくそっちのほうが正しいのかなと勘違いしてしまう人もいるでしょう。

 

本来はベースとなる考え方がそもそも違っているので、比較してもしょうがないのですが、同調圧力がかかって、大多数が選ぶほうが正しいように感じてしまうのです。

先日書いた以下の記事でも似たようなことを書きました。

www.kenjitu.net

 

幸いなことに僕の両親は、普通と違う道を選択したことを伝えても、あまり干渉してくることはなかったので今の道を選択できて助かりました。なんとかなるだろうと信頼してもらえていたんだと思います。

 

違うルートに乗っている人に自分の方向性を批判をされたときに、耳をかさないようにしたほうがいいなとすごく感じます。

お互いに常識が違いすぎるので、意味がないです。

 

似たルートに乗って成功した人のアドバイスを聞くようにしたほうがいいでしょう。

逆に似たルートで失敗したと感じている人からの忠告は聞いてもあまり意味ないと思います。その道に合ってない人から止めたほうがいいと助言を受けても仕方がないので。

 

別に普通に就職するのと、ブログで食っていくみたいな平均と異なる道のどちらかのほうがいいという話ではなく、ただ自分のやりたいようにやればいいし、他とくらべる必要はないというだけです。

大学卒業間際ともなれば、もう立派な大人で、自己責任で選んでいるわけですから、外野がどうこういう話ではないでしょう。

 

ただ、平均と異なる道を自由とか楽とか感じているような人は失敗しやすいとは思います。

新卒だったら別に結果を出さなくてもクビにならない限りは給料をもらえますし、周囲が成長させてあげようと時間を使ってくれますが、ブログとかで食っていくなら結果が出なくなったら即お金が途絶えることを意味するからです。

最初は食えていても、環境の変化でいつか稼げなくなるときが来たときに、自分が変化できないと詰みます。

また、自己研鑽へのプレッシャーを常に自分にかけていないと、食いつないでいくことはできても、成長はしづらいと思います。

以下の記事で似たようなことが指摘されていて参考になりました。

www.wantedly.com

 

あと、自分がやりたいと思っていることが他からの逃げで選んだものでないかも重要です。就活がつらそうだから、少し可能性が見えてきたブログに打ち込んでみようみたいな消極的な選び方だと失敗しやすいでしょう。

逆に毎日何記事書いても飽きなくて、とにかく楽しいという人は向いています。

本当にやりたいことなら、毎日何時間取り組んでも苦にならないと思うので、そう感じられるものがあればいいです。

 

子供がバンドをやっていて、プロミュージシャンみたいな生き残るのが難しそうな仕事で食っていきたいと言いだしたときを想像してみてください。

興味を持ったときから毎日欠かさずに練習をしているような姿勢なら認めてあげたくなりますが、週に1,2回ライブハウスに行ってちょっと楽器を触っているみたいな状態なら辞めるよう諭してあげたくなるでしょう。

この後者のような感じであまり本気で打ち込む姿勢が見えないのに、なんとなく違う道を選びたいという人はほぼ失敗するでしょう。

前者のようなとにかく毎日触れていたくなるようなものが見つからないまま、違う道を選ぶのは苦しい道になります。

 

音楽にしろブログにしろ、仕事にすると決めるのなら、毎日8時間以上続けても平気なのかを考えてみるとよいのではないでしょうか。

フリーランスにしろ会社を作るにしろ、独立して生きていくためには、最初はサラリーマン以上に働くことになるでしょうから。